【エンジニアブログ】RPAツールで業務自動化してみた!Power Automate Desktop活用法

はじめに

みなさんこんにちは、パーソルプロセス&テクノロジーの萩島です。

近年、生産年齢人口の減少に伴い、業務の効率化や生産性向上が求められています。
そんな中で注目されているのが「RPAツールによる業務自動化」です。

今回は業務自動化に興味がある方に向けて、数あるRPAツールの中から
Power Automate Desktopに着目。
「RPAツールとはどのようなものなのか」、「どんなことができるのか」について簡単にご紹介します。

 

自己紹介

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萩島 瑞紀
MITERAS部にて、MITERAS仕事可視化の運用・保守サポートの仕事に従事しています。最近では、個人的な学びとして「xR技術」に興味津々です。
趣味はフットサルや草野球。早くコロナを気にせずに運動が出来るようになることを願って日々を過ごしています。

Power Automate Desktopってなに?

Power Automate Desktopは、Microsoft社が提供しているWindows上で動作するRPAツールです。RPAツールを利用して、人間がコンピュータ上で行う業務などの操作手順(フロー)を登録することで、コンピュータに自動で操作をさせることが可能になります。

2021年2月までは利用するためにライセンスが必要でしたが、現在はWindows 10を搭載したコンピュータであれば無償で利用可能となり、手軽にRPAを利用できるようになりました。
今回は、この無償版Power Automate Desktopの紹介です。

なお、有償版のPower Automateについては、先日公開された藤谷さんの記事でご紹介されています!よろしければこちらもご覧ください。

どんな特徴があるの?

Power Automate Desktopにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、主な特徴を2つご紹介します。

● 400種類以上の豊富なアクション
操作の自動化を行うためには、アクションと呼ばれる予め操作が定義された部品を組み合わせることが必要です。アクションには「ファイルのコピー」や「Webからのファイルダウンロード」などの様々なアクションが 用意されており、その数は400種類以上あります。

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以下に主なアクションを挙げてみました。
様々なアクションを組み合わせることで、あなたの業務に合わせてフローを作成できます。

・システム(アプリケーションの実行、サウンド、印刷など)
・ファイル(コピー、移動、削除、CSVの読み取りや書き込みなど)
・フォルダー(作成、削除、移動など)
・UIオートメーション(ウィンドウの操作、フォーム入力、データ抽出など)
・Webオートメーション(ブラウザでWebページを開く、フォーム入力、データ抽出など)
ExcelExcelの起動、ワークシートの読み取りや書き込みなど)
OutlookOutlookの起動、メッセージの取得や送信など)
・PDF(テキストや画像の抽出、統合など)
Webブラウザやデスクトップ操作の自動化

● 操作を記録するレコーダー機能
アクションを組み合わせてフローを作成、そのフローを記録(保存)し、いつでも使うことができるようになります。記録できるのは、デスクトップ操作とWebブラウザ操作の2種類です。

Webブラウザ操作を記録するWebレコーダーを使用すると、以下のようにブラウザ操作がレコーダーに記録され、記録を終了するとフローが作成されます。


レコーダーで記録されたフローは後から編集もできるので、レコーダーで記録後に一部の処理内容を 変更したり、不要な処理を削除したりできます。この機能を利用すれば、フロー作成に慣れていない人でも簡単にフロー作成が可能です。


どんな作業を自動化できるの?

自動化できる作業には様々なものがありますが、その中でも日常的に行う決まった作業(定常作業)や、マニュアルに沿って行う作業(定型作業)などに対して、強力な自動化機能が適用可能です。

簡単に自動化できる例として、以下のようなものがあります。

 ・基本的な文面は同じで、件名や本文内の取引先名だけ異なるメールの送信
 ・Excel表からWebシステムへの情報入力
 ・サービスの利用申請などのメール内容の転記

上記のような作業を自動化することにより、作業工数を減らし、またヒューマンエラーの減少にも効果があります。

実際に作ってみました!

実際にPower Automate Desktopを利用して2つのフローを作ってみました。

1つ目は前のセクションで自動化できる例として挙げた、件名や本文の一部を変更したメールの送信のフローです。フローの流れは、以下のようになります。

1 Excelに記載されている顧客情報を読み取り
2 その情報を基にOutlookにてメールを自動送信

今回作成したフローでは、送信先は固定していましたが、Excelファイルにお客様のメールアドレスを記載して
おけば、お客様毎に送信することも可能です。

2つ目は、プロ野球のデータがまとめられているWebサイトから、2010年~2020年の観客同数を取得するフローです。フローの流れとしては、以下のようになります。

1 ブラウザの起動
2 Excelの起動
3 Webサイトに移動
4 Webサイトからデータを取得
5 Excelのワークシートを新規作成
6 作成したワークシートへデータの書き込み

※3~6は2010年~2020年のデータを取得するまで繰り返す

このようにWebサイト上に掲載されているデータを取得し、Excel等に貼り付けることが可能です。工夫次第では、様々なことが出来ますので、是非お試しください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はツールの特徴や実際に作成したフローを紹介しました。

無償版Power Automate Desktopは、有償のRPAツールよりも、Web記事やYouTubeなどで使い方の情報が公開されています。是非そういった情報も参考にしながらツールを活用し、日々の定型業務の自動化を進めてもらえればと思います。

なお有償版では、スケジュール機能により作成したフローを設定した時間に定期実行したり、他の人とフローを共有する機能をつけたりできるなど、様々な追加機能が使用できるようになります。

無償版でも自動化の効果を十分に実感できますが、興味がありましたら有償版も是非お試し頂ければと思います。

最後まで記事をお読み頂きありがとうございます。この記事が少しでも皆さまの業務の一助になれば幸いです。


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